一般歯科

歯周病、気付いたときにはもう遅い?

きれいなお口の中では歯肉は腫れませんし、歯周病も進行しません。

しかし、歯磨きがうまく出来ないと、歯と歯ぐきの間の隙間に食べカスが溜まり、この食べカスを栄養にして細菌が繁殖します。細菌が繁殖すると、白血球中のマクロファージ達が細菌を倒してくれます。この行為により歯肉が腫れて、歯肉炎を起こします。この状態が続くと、今度は歯を支えている骨が破壊され、溶けてしまいます。これが歯周病です。

(昔ウルトラマンで、怪獣をやっつける時に周りの町が破壊されてましたよね。原理はあれと一緒です。)

歯列矯正が必要な症状

②~③の頃は、りんごをかじったり歯磨きをすると血が出ます。
④になると、血の他に膿が出たり、硬い物をかむと痛みが生じます。

歯周病は痛みをほとんど感じずに進行します。定期的に歯科で定期検診を受け、お口の中をきれいに保っておきましょう。

どうして虫歯になるの?

虫歯は細菌が出す酸によって、歯の一番かたいエナメル質を溶かしてしまうことからはじまります。その後エナメル質よりもやわらかい象牙質、歯髄へと進行します。この頃になると歯が痛みだします。また、象牙質や歯髄はエナメル質よりやわらかいので、どんどん溶けていきます。虫歯とは、口の中の細菌の出す酸が歯を溶かしてしまう、おそろしい病変のことです。

虫歯ができるしくみ

  1. たべものを食べる
  2. たべものの残りカスが歯に付着する
  3. 残りカスの中にある糖分を口の中の細菌が分解し、歯垢をつくる
  4. 歯垢が酸を生産し、この酸がエナメル質を溶かす

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