予防歯科

フッ素塗布で虫歯予防

虫歯を予防するのに大切なことは食習慣、生活習慣です。もちろん歯みがきも重要です。歯科医院ではこれら以外にも行える予防方法があります。ここでは、フッ素塗布とシーラントについて説明します。

フッ素塗布について

フッ素は虫歯に強い歯をつくる性質を持っています。
このフッ素を定期的に歯に塗ることで、歯質を強化します。
歯に直接フッ素を塗るので、市販の歯磨剤よりも効率的にフッ素を取り込むことが出来ます。

  1. 歯をきれいに磨いた後、エアーを吹き付けて歯の表面を乾燥させます。
  2. 脱脂綿などにフッ素入りの薬剤をしみこませ、歯に塗ります。
  3. フッ素を歯に塗った後は30分ほどうがいや飲食をさけます。(たまったつばは吐き出してください。)

上の1~3を2週間の内に3~4回行います。これを年に2~3回実施します。
このほかにもフッ素の洗口法(うがい)やイオン導入法などがあります。

シーラントについて

奥歯の噛む面には溝があり、虫歯が出来やすいところです。
ここにシールをして虫歯を予防する方法があります。これがシーラントです。
シーラントは歯を削ることがないため痛みはありません。
ただし、このシールがはがれることもありますので、定期的に検診を受ける必要があります。

フッ素塗布やシーラントを行ったからといって、必ずしも虫歯が出来なくなるというものではありません。
また、これらの処置は初期の虫歯の治療法としても行います。

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